1. いいことばかりじゃない?!デメリットも知っておこう!

いいことばかりじゃない?!デメリットも知っておこう!

キャバクラのボーイは、他のお仕事より高収入だったり、自分独自の人脈を作つくれたりと、かなりメリットが多いです。
しかしお仕事である以上、いいことばかりがあるわけではありません。
当然デメリットも存在しています。

お昼の一般的なお仕事では手にすることのできない、大きなメリットを掴み取るためには、相応のデメリットを乗り越える必要があるのです。
どんなお仕事にもデメリットはありますが、ボーイのお仕事のデメリットは少し毛色が違います。

営業が終わっても帰れない事が多い

まず第1のデメリットとして、お店の営業が終わってもすぐに帰れないので、体調の維持が難しいです。
キャバクラの営業時間は深夜0時までと法律で決められていますが、営業時間終了=業務終了とはいきません。
店内の片付けや、明日の営業のための準備があるからです。

全てのお仕事が終わるころには、深夜の2時をすぎることも珍しくありません。
またお客さんの状況によっては、営業時間が伸びることもあります。
警察に見つかると摘発されることもある深夜営業ですが、それを意に介さず営業しているお店も多く存在しているのです。

そういったお店に勤めている場合、さらに遅くまで働くことになります。
そのため、帰り道は「始発電車」に乗って帰ることもあるでしょう。
ボーイとしてのメリットを手にするためには、そうした過酷な就業環境に耐える必要があるのです。

キャバ嬢のサンドバック状態になることも

このようにボーイは体力的な部分に、大きな負荷がかかるお仕事なのですが、それ以外に非常に大きい精神的な負荷に耐えることも求められます。
第2のデメリットは、キャバ嬢から投げかけられる無理難題を解決する際に生まれるストレスです。
このストレスは、ボーイの宿命ともいえます。

毎日お客さんの接客をし、キャバクラの売上をつくっているのはキャバ嬢です。
そのため彼女たちは、嫌なことやストレスが溜まっても、お客さんに当たることはできません。
ですのでそういったしわ寄せは、全てボーイが引き受けることになります。
中にはかなり陰湿なキャバ嬢もいますので、通常では考えられないレベルの八つ当たりを受けることも覚悟しなければいけません。

1度目をつけられてしまうと、そのキャバ嬢がいなくなるまで、勤務時間中は常にサンドバック状態になることもありえます。
また出世した場合、キャバ嬢の管理の一環として、メンタルケアも担当することになるので、場合によっては八つ当たりの対象になるよりも、精神的なダメージを被ることもあるのです。